飢えた狼姫と赤ずきん

04

翠姫の唇に噛みつくようにキスをして舌を絡める。抱きつくように首に回された腕が少し苦しい。「ん、ぁ、碧紀、たんねぇ」唇を解放してやればそう告げてくる。「わかってるよ」そんなこと言わなくてもちゃんとわかってるよ。あれだけじゃ足りねぇのはさ。「で…

03

ソファに押し倒したままキスを繰り返す。「ん、ぁ、碧紀」キスの合間に名前を呼ばれる。「ん?どうした?」一応聞いてみる。なんとなくわかるけどな。「服脱げ。じゃねぇと喰えねぇ」そう言いながら俺の服を脱がそうとする。「了解」俺は短く返事をして自分の…

02

side 碧紀まさか起きてきて早々に噛みつかれるとは思わなかったがマジでこいつは飢えてやがる。盛りのきた狼かっての。「ん、ぁ、はぁ、ん」シンクの上に座らせて胸に吸い付き、噛んでやれば、ビクリと身体が揺れる。意外に感じやすいんだよこいつ。こい…

01

「んっ」ここどこだ?あぁ、碧紀の部屋か。ベッドから降りて部屋を出れば、「起きたか? すぐに飯ができるから待ってろ。つうか先に着替えて来い」キッチンに立つ碧紀が言ってくる。あぁ、そうか。学校で喰ってそのまんま寝ちまったんだな。「ん、着替えてく…