飢えた狼姫

04

「翠姫、ちょっとそこの壁に手ぇついて立て」一旦、翠姫の中から抜き壁際に立たせる。「んっ、なにぃ?」まぁ状況がわかっていないのか後ろを向きながら聞いてくる。その顔が可愛いとか反則だろ?「腰もうチョイ上げろ。このままするぞ」翠姫の腰を少しだけ浮…

03

「……っ……」はぁ、こいつは……。「碧紀? どうかしたのか?」俺の小さな異変に気が付いたであろう風紀副委員長の駿平が聞いてくる。「いや、なんでもない。それより今日はもう帰っていいぞ。後は俺が片付けておくからな」俺は部屋の中に残っている委員の…

02

阿久津たちを帰してから、また一人で集中して書類を片付けていく。パソコンに入力できるものはすべて終え、書き上げなきゃならない書類も書き終えて、最終確認をして作成済みの箱に入れた。パソコンの電源を切り、完成させた書類と自分の荷物を持って部屋の戸…