04

「翠姫、ちょっとそこの壁に手ぇついて立て」
一旦、翠姫の中から抜き壁際に立たせる。
「んっ、なにぃ?」
まぁ状況がわかっていないのか後ろを向きながら聞いてくる。

その顔が可愛いとか反則だろ?

「腰もうチョイ上げろ。このままするぞ」
翠姫の腰を少しだけ浮かせ、もう一度その身に入れていく。
「ん、ぁぁ、はっ、ぁぁ」
いったばかりのこいつって敏感なんだよな。感度もいいしな。
「ちゃんと手ぇついて支えてろよ」
俺はそう宣言して動き出す。
「ぁ、ぁ、ぁぁ、ん、た、たま、きぃ、ぁぁ」

あ~クソッ、してる最中に名前を呼ぶとか反則だろう?

しかも艶っぽいとか。

ホントこの飢えた狼姫はとんでもねぇヤツだ。
「ぁ、ぁぁ、ん、ぁぁ、奥、ぁぁ、もっと、ぁぁ、してぇ、ぁぁ、たま、きぃ、ぁ」
ほんとマジで飢えてやがる。
「あんま飛ばすと後がつれぇぞ」
なんて言っても聞かねぇだろうけどな。
「んっ、ぁぁ、どぉ、でも、ぁぁ、いぃ、ぁぁ、たま、きぃ、ぁぁ、すきぃ、ぁぁ、ん、ぁぁ」
やっぱりな答えだな。
「俺が好きなのか?セックスが好きなのか?どっちだよ」
答えはわかってるが聞いてみたくなる。
「んぁ、ぁぁ、どっち、もぉ、ぁぁ、たま、きぃ、ぁぁ、たま、きぃ、ぁぁ」
相変わらずな答えだ。てか俺自身も限界だしな。
「いくぞ翠姫。ここでちゃんと喰えよ」
繋がってる部分を指でなぞり言ってやる。
「あぁ、ん、くれ、よぉ、ぁぁ、たま、きぃ、のぉ、ぁぁ、おれぇ、の、ぁぁ、なかぁ、ん、だせぇ、ぁぁ、ん」
後ろを向きながら告げてくる。そんな翠姫にキスをしながら腰を掴むと勢いよく奥をめがけて突き上げる。
「んっ、んん、っ、ぁ、ん、ふぅぁ、んんんっ」
俺のモノをキツク締め付け二度目の熱を吐き出す。俺も当然の如く翠姫の中に吐き出した。

繰り返すキスの合間に翠姫の脚から力が抜けてズルズルと崩れ落ちていく。
「満足しましたか狼姫さま?」

床に崩れ落ちるように座り込んだ翠姫の身体を抱き上げれば、

「ん、立ってやるのはもうヤダ。足がつれぇ」

そんな返事が返ってくる。

「後はやってやるから寝てろ」

そんな翠姫の額にキスを一つ贈る。

「ん、碧紀。好きだぜお前がな」

そんな言葉に少々驚いたが、

「知ってるよ。今は寝てろ」

日の光で煌めく透き通った茶色い髪の毛を梳きながら言ってやる。

「んっ、任せた」

その言葉とほぼ同時に翠姫から寝息が聞こえる。翠姫の身体をソファの上に寝かせると、汚した部屋や翠姫の身体をキレイにして、翠姫に制服を着せる。部屋の戸締りをして、寝ている翠姫を起こさぬように抱き上げ、風紀委員室を出る。

「おやすみ俺の飢えた狼姫」

翠姫の額にキスを一つ贈り、寮の自室へと戻るために歩き出した。

飢えた狼姫は今日もやってくる。

赤ずきんを喰らいにやってくる。

喰らいに来たのか?

喰われに来たのか?

それでも今日もやってくる。

赤ずきんに逢いにやってくる。

Fin